■地理的背景
都心より60km圏内、1時間〜1時間半の距離。北に逗子市・東部・南部を横須賀市に接し、相模湾が西に面しています。葉山御用邸・葉山マリーナ・湘南国際村等を有し、近隣に古都鎌倉・横須賀・マグロ漁港三崎・各種マリンスポーツで賑わう逗子マリーナ・江の島なども点在しています。

■気候的背景
葉山町は、相模湾を環流する黒潮の影響をうけて、冬暖かく夏涼しい絶好の気候の地であり、山々は美しい山ひだに覆われ南北4キロメートルに及ぶ海浜、岩礁は、富士、箱根、伊豆の遠景と相まってすぐれた眺望に富み、避寒保養の地としても名を知られています。

■自然・四季
豊かな海相模湾、特に葉山町界隈は各種魚介類が数多く生息しており、様々な海の恵をもたらしてくれています。昭和天皇をはじめ皇族の方々がこの地を愛され、またご研究の場としておられるのもこの気候と海洋生物によるものであると云われております。また、四季折々に目を楽しませてくれる草花、海の幸、山の幸など東京近郊の地とは思えません。

■歴史的背景
葉山を近代的な保養地として着目したのは、二人の外国人であったとされています。一人はイタリア公使レナード・デ・マルチーノ、また一人は明治天皇のご信頼を得ていた医学博士、エルウイン・フォン・ベルツで特に日本滞在中、皇室の従医を勤めた博士は、医学的見地からマルチーノ公使に共鳴し、保養地としての葉山が優れていることを宣伝しました。明治27年葉山御用邸が竣工さらてから宮家の別邸をはじめ、各界の名士の別邸が次々に建設され、昭和9年には別荘の数が実に432にも達しました。また、大正天皇がご静養のためご滞在されていた当地でご崩御されたため、昭和の改元は、葉山御用邸でされました。その後昭和46年に業火のため消失しましたが、昭和天皇、葉山町民の意向で再建され現在に至っています
■未来にむけて
神奈川県が主体となり、葉山町と横須賀市にまたがる丘陵地にある"湘南国際村"は未来に向けた都市作りを行っています。この事業は恵まれた自然の中で人と人、人と文化、人と未来の夢が育っていく「国際的な交流拠点」を創造し「国際文化県かながわ」の実現と三浦半島の発展をめざしています。また2003年10月には"神奈川県立近代美術館葉山館"がオープン致しました。